仕事帰りに日本橋巡り

日本橋の近くに会社があり、仕事終わりに日本橋でよくウィンドウショッピングをしていました。
日本橋といえば三越、高島屋、そして話題のcoredo室町です。
デパート関係では、よくデパ地下に行き、美味しそうなお菓子を見ていました。クリスマスやバレンタインと季節やイベントごとによって変わっていくお菓子は見ているだけでとても幸せになってました。coredo室町では仕事仲間とランチに行ったり、仕事終わりに一人で夕食を食べに行ったこともありました。田舎育ちなので、こんな都会で仕事をしている自分に酔っていました~!
また、おすすめなのが無料巡回バスです。約10分間隔で日本橋から東京までを無料で巡回しているバスがあります。三越や高島屋にはもちろんとまるので、徒歩で行くのが面倒だなというときにとても重宝します。そして、車に乗りたいなぁとか旅をしている気分を味わいたいなぁというときにも私は利用していました。バスの窓から、日本橋を歩く人を見ているのは、人間観察が好きなのでとてもおもしろかったです。無料で巡回という二つのポイントが私にとっては最高にありがたかったです。
今は会社を辞め、日本橋とも疎遠になってしまったのですが、いつでも行きたい場所の一つです。

経済の中心としての日本橋地域と道路の起点としての日本橋

現在の東京都中央区の日本橋というのは、地域名としての日本橋と、日本橋川に掛かる橋の名称としても知られています。

先ず、地域名としては東京都の代表的な駅・東京駅の東側にあり、駅前の八重洲町から中央通りを挟んだ東側に日本橋と言う町名が日本橋1丁目から3丁目まで存在します。
又、同じく町名としては東京都中央区日本橋○○町という町名で、日本橋室町、日本橋本町、日本橋人形町、日本橋兜町、日本橋茅場町、等といった町名の付くところが他にも沢山あります。
此れ等の日本橋地域は、江戸期の頃から商業の町、海運の街、などの江戸庶民の街として大いに繁盛した街で、現在でも日本でも名だたる証券、金融などの経済の街として有名な所です。

さて、橋としての日本橋も有名で、日本橋(にほんばし)は東京都中央区の日本橋川にかかる中央通りに架かる橋梁です。
この橋は、江戸開府の1603年(慶長8年)頃に、初代将軍の家康により架けられた橋で、明治44年(1911年)に現在の石造りの橋が架けられたといわれます。
架橋から既に100周年を迎え、今の日本橋は第20代目にあたるとされています。

因みに、日本橋は現在の国道である「中央通り」に架けられた橋梁であり、真上を通る首都高速道路の高架のことではありません。
ご承知のように、この日本橋は日本における国道の起点とされていて、日本橋の中央には「日本国道路元標」が埋め込まれていて、道路元標地点碑も設置されています。

尚、2011年(平成23年)には架橋100周年記念として、日本橋の橋詰に日本橋船着場が完成し、全長20メートル、幅6メートルの浮桟橋型で、当時の江戸の風景を蘇らせるために造られたと言われます。
そう言えば、江戸から明治時代にかけては、此の日本橋界隈あたりは江戸の最大の観光名所でもあり、浮世絵などにも賑やかな日本橋から富士山がハッキリと描かれています。

商業の街、日本橋

今も昔も日本橋は商業の中心地です。日本橋というとオフィス街をイメージする人が多いのではないでしょうか。
これは日銀や、証券取引所などがあるからでしょう。しかしこれは今に始まったことではなく、日本橋には江戸時代から続く老舗が数多くあります。現在の三越に当たる越後屋や、千疋屋、うぶけや等です。ここ最近では2014年春に開業したコレド室町などが話題となりました。オフィス街とショッピングスポット、イメージは異なりますが、昔も今も人が集まり、お金が動く街には変わりはありません。
またその街の名前ともなっている日本橋は、日本橋川にかかる国道の橋です。日本全国の道路の始点になっています。もともとはかの有名な徳川家康の命令によって作られました。当初は木造で現在に至るまで数回焼け落ちています。そんな日本橋は五街道の起点となって、にぎわう場所として浮世絵などにも度々登場しています。葛飾北斎の富嶽三十六景や、歌川広重の東海道五十三次などが有名です。こういった浮世絵からは日本橋は魚河岸があり、台所役を務めてきたことも見て取れます。人の往来も激しかったことも分かります。
このように日本橋は今も昔も、人が集まり経済が動く街として栄えています。それはきっとこれからも続いていくのではないでしょうか。

若く生まれ変わった「日本橋」エリア

東京・日本橋は、ここ10年、特にこの2~3年でグっとイメージが変わった街です。
かつては老舗のお店が立ち並び、三越や高島屋等のデパートも「荘厳」というような高級感を全面に押し出していて、どちらかというとショッピング等ついては「特別な、ハイソサエティな人向け」という印象の強い街でした。

ところが、今では街全体が大きく若返っています。
日本橋三井タワーや三井の『コレド』が、その若返りの中心となっているスポットです。
『コレド』は多数のショップやレストランが入ったショッピングパークですが、対象としている年齢層が幅広くなっており、カジュアルな雰囲気のショップも多いです。
「日本橋ならでは」というような、和菓子や手ぬぐい等の「和」の文化もふんだんに取り入れられているのも特徴となっています。

またコレド内にはシネマコンプレックスも出来て、「日本橋で映画」という新たな文化が生まれています。
今までは銀座で公開されることの多かった「シネマ歌舞伎」も見られる等、他では見られない映画がかかることもあるので、この点にも注目です。

日本橋周辺にはオフィスが多いため、平日夕方等は上記のような人気スポット周辺が会社帰りのOLさん等で賑わうことも多くなりました。
反対に土・日・祝日についてはまだ「日本橋でショッピング」を考える人が少ないのか、意外と空いており、サービスが良くて綺麗なのに穴場感が強いエリアとなっています。

歴史と近代の融合する街、日本橋。

日本橋は東京都中央区に位置する、歴史上でも数々のエピソードが残る歴史の古い地域です。
交通機関としては、東京地下鉄銀座線、東西線や都営地下鉄浅草線の日本橋駅を利用できます。
日本橋の有名な建造物には重要文化財として指定されている「日本橋」があります。日本橋川に架かる国道の橋で、日本の道路元標があり、日本の道路網の始点として有名です。
ビジネス面においては、日本銀行本店や東京証券取引所が立地する日本を代表する金融街です。また老舗の百貨店を含む商業施設も数多く立ち並び、その他問屋街や製薬会社などが連なる地域として有名です。
古い歴史ゆえ日本国内に限らず外国からの観光客でも賑わいを見せています。日本橋川などをめぐることができる水上バスを利用したり、テレビのグルメ番組で引っ張りだこの老舗洋食店「たいめいけん」も日本橋にあります。
日本橋三越は老若男女どの世代からも支持を受ける老舗百貨店ですが、デパ地下は最新のグルメやスイーツなどを手軽に楽しむことができ、賑わいが絶えないようです。駅直結のCOREDO室町はグルメのほか、洗練されたインテリアショップや雑貨屋が入っており見ているだけでも楽しめるスポットとなっています。
日本橋で歴史や最新のグルメを楽しみながらお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。